もりてんの日記

クライミングとたまにそれ以外の記録

20181209豊田「汝、文明の利器に頼ることなかれ」


12/9(日)
前日はホームジムの忘年会があった。たくさん人が来てた。僕はまだまだ新顔だし行くか迷ったけどこーいうのも大事だよなあと参加。結果、見事に人見知り発動。
そこそこいろんな人と話した気がするけど、K嶋さんT槻さんS立さんと岩(主にリード)の話してる時が一番楽しかった。
飲みの席で、女性もたくさんいるのに野郎だけで岩の話してる時が一番楽しいて・・・自分で自分が心配になるわ。まあいいや。


そんなこんなでなんとか起床核心を突破して7:00に北花田着。M本さんT澤さんI本さん初めましてのH本さんとトヨタに出発。


10:00頃に着。今日は梟城址エリア。いざ出発。この後我々を待ち受ける苦難を、この時は知るよしもなかった・・・。
細かいところは省略して、結果だけいうと、アプローチでめっさ迷いました。


今回のメンバーで来たことがあるのは僕だけ(半年くらい前に一度だけ)だったのだが、M本さんはそんな僕のうろ覚えナビには耳を貸さず、GPSを頼りにゴリゴリ進んでいった結果、ボロボロに迷子になった。
どこからかクライマーの登っている音や声が聞こえてくるのに、歩けど歩けど岩場には辿り着かない。気がおかしくなりそうだったが、11:20頃なんとか岩場につくことができた。


みんなにボロクソ言われているM本さんが面白かった。これを反面教師に文明の利器には頼りすぎないようにしますね。


肝心なボルダリングは、エリア最下部から触り始め、最上部まで初段から二段を色々やったけど成果は何にもなし!
前に触ったKUSABIや球根も、特に進展を感じることなく終了。げんなり。
まあビショップに向けて良い花崗岩レーニングができたと思うことにしよう。それに、M本さんは置いといてレベルが近い人ばかりだったから久しぶりにセッションができた。いつもの筋トレモードにならずに楽しめた。

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陽が落ちても登ってたのなんて初めてかもしれない。


M本さんはめぼしい課題を総なめに登ってしまったのでもうこのエリアに来ることはないだろう。スーパーストロング。


王将食べて帰宅。

 

20181122-25鳳来「CLIMBING ZOMBIE の作り方」

☆説明しよう!クライミングゾンビーとは、シーズン中に目標を達成できずに、死んだ魚の目をしたままオフシーズンに突入してしまう哀れなクライマーのことである!☆


11/22(木)
退勤!してT中さんAゆみさんM本さんのいつものメンバーで鳳来へGO。


伊賀の湯で風呂って0時過ぎにいつもの場所で就寝。ハンモック♯1寝袋でまだまだいける。

 


11/23(金)
5:30起床。余裕とかいっておいて少し寒かった。うう・・・


コンビニって6:00過ぎに駐車場着。クライマーの車はここ最近じゃ一番の少なさ。
そらそうだ。先々週と比べて明らかに寒いもん。もう鳳来シーズンも終わりか・・・


実はM本さんは先週に抜け駆けして一人できて「チームやくたあもにゃ」5.14cを見事RPしたらしい。
んー、完登の瞬間を見たかった。ナイス!
しかもこのルート、M本さんが第二登らしい。「5.14cというグレードは妥当だと思います」なんて再登者あるあるなコメント、僕もしてみたいなー。
今日からはコエンマを触るらしい。


8:00前にハイカラ岩到着。今日はここをベースキャンプ地とする。
しかし寒い。気温は3度とかなってるんですけど、こんな中登るとか正気の沙汰じゃない。いや、これは沙汰の外だ。
正とか狂の話じゃない。寒すぎて陽が当たり始める9:00過ぎまでみんなしてうずくまっていた。


やりたくないけどカミナリでアップ。カミナリ嫌い。
上部で指が冷たくなってきて、何持ってるかわかんなくなって、フォール。
フラッシュしたルートで、フォール。だから嫌だったんだ・・・
そしてやっぱり腕がパンパンを通り越して痛い。


Aゆみさんはカミナリのトライを開始。


今日のメインディッシュはT中さんの「アラバスター」5.14a/b
ヌンがけを除いた2便目で見事RP!
ミスの全くない完璧なクライミングだった。


M本さんの抜け駆けRPとシーズンの終わりが近づいていることで、T中さんの目が濁り始めていたが、なんとかクライミングゾンビーになる前にRPすることができた。
自身初の5.14ということで、喜びも一入だろう。


僕のクラショーは、3便ほど出したが、テンションを入れてからなら、核心の左あな取りがほぼ確実に取れるようになってきた。


M本さんのコエンマ初お触りは、かなりサクサクとムーブが出てた。それでも見てて「うわ、まじか」みたいなムーブが連発する。
クラショーからコエンマのホールドが確認できるのだが、グルーイングした後からさらに欠損したみたいで、二箇所ほど消滅してるホールドがあった。それでもムーブ起こせるのか・・・


下山。僕ら以外にはハイカラには二組ほどしかいなくて、静かな1日だった。


とうえい温泉からのスリーミーからのやま正。
久しぶりの唐揚げ定食。んめ~~~~~~~~!!!
ここの唐揚げが日本一うまい唐揚げだと僕は思う。毎日食べたい。


喉が痛いのでAゆみさんに風邪薬をもらった。


21:00頃就寝。22:00アホ学生たちが車でぞろぞろやってきて、アコギで弾き語りを始める始末。
23:00頃、ようやく眠りにつけた。

 

 

11/24(土)
いつもの通りにこなして6:20分頃に駐車場着。今日も車は少ない。
どうせ早く行っても昨日のように寒くて登れんということで、車内で1時間ほど仮眠してから登山開始。


8:30頃に到着。荷物が軽いって素晴らしい。
しかし今日も寒い。昨日よりは幾らかマシだが。


カミナリアップはもう絶対にイヤ。クラショーでヌンかけアップ。ガバルートだから冷たくても手に優しい。カミナリもガバだけどあっちは指に刺さってくるんだよなあ。


そしてこの日、クラショーが急激に進んでなんとワンテンに。常連さんにムーブを教わっておつまみピンチ取りのムーブを変えたらかなり楽になった。
うわー、これは恐れていた事態だ。ここまできたら落としてしまいたい。
おそらく今回が鳳来最終便。明日登らなければ来シーズン? 
バカな・・・ジェットを登って一番早くに目標達成したはずなのになぜこんな事態に。プレッシャー。


T中さんはメタフォースをお触り開始。
M本さんはコエンマのレストポイント探り。
Aゆみさんはカミナリの核心のムーブが固まったみたい。


下山。
とうえい温泉では気合を入れて水風呂と源泉を三往復した。からのスリーミー。明日は絶対に登らねば・・・
久しぶりの中華料理。豚トロ定食唐揚げ台湾ラーメン大盛り。量に物足りなさを感じた。


20:45就寝。

 


11/25(日)


5:30起床 
昨夜はやかましい学生は来なかったが、なんだか眠りが浅かった。


いつものルーティンで6:00過ぎに駐車場着。金土とガラガラだったが今日は人が多い。
昨日と同じく一時間ほど仮眠してから出発。今日のハイカラ岩はハイシーズン並みに賑やか。
3連休通してきてるのは僕たちだけだった。確かにRP狙うなら連日通しては来ないよなー。


それでも常連さんの顔はだいぶ少なくなっている。きっとみんな目標を達成して鳳来シーズンを終えたのだろう。
今日登れなければ居残りどころか留年だ・・・
心なしかいつもより張り詰めた雰囲気な気がするハイカラ岩。居残り組はみんな目がマジだ。


そして・・・この日はヌンがけ入れて4便出したがついぞRPには至らなかった・・・
最終トライはかなり集中してトライしたが核心を突破できず。1テン止まり。
うわー、留年確定・・・クライミングゾンビーの爆誕である。


もやっとしたまま下山。
帰りはぼーっと運転していたら東京方面に向かってしまい、大渋滞に巻き込まれるという大失態をおかし、散々な気分で帰阪。

 

あーすでにハイカラが恋しいよー。

 

そういえばM本さんと僕で色んなチョークを持ち寄って手に付ける順番や組み合わせを試してみた。

結果は、登ってる途中は必死すぎてよくわからないっていう結果が得られた。

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もうちょっと状態が悪かったり、ボルダーじゃないと検証できないな。



 

20181118恵那「登れまてん」

11/18(日)
今日は布団の洗濯やギアの片付けをしようかと思っていた。
けれど昨夜、キャンプ場から大阪に帰る高速バスに乗っているとき、T中さんから恵那のお誘いが来て、二つ返事でOKしていた。


シーズン中のクライマーに休息はないのだ。


朝6:30に江坂駅でT中さんAゆみさんに拾ってもらい出発。(20分の寝坊サーセン)


9:00過ぎに到着。林道上エリアへ。
この前S藤と触って宿題になっている坂の上の雲を触りに。
二時間弱ほど触って、僕以外のセッションしてくれた方はみんな登れました。ワー(拍手)(悔涙)


すぐ下のじゅわわ初段にお触り。T中さんすぐ登る。もり登れず。ワー(拍手)(悔涙)


さらに降りていったところでめっちゃながいトラバースの1級を触ったけどヨレ落ちしまくりで登れませんでした。ワー(悔涙)


T中さんはゴールデンクラックとかいう二段をサクッと完投。ガーサス。

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「エンクラはだと一日合計五段くらいは登っときたいよねー」だそうです。ウッス。


最後は電波塔エリアで初段(名前忘れた)をお触り。がっつり敗北。もはや涙も枯れた。


なんだかなー。じゅわわも坂上雲ももう一時間打ち込んでたら登れそうな気はした。T中さんにも初段を登れる実力はあるよと言ってもらえて自分でもそんな気はするんだけど・・・


ボルダーで岩にかじりついてでも登ってやろうという気持ちになれない。やっぱり僕はリードクライマーだ。
ボルダーを登っていても、いつのまにか筋トレをしている気分になっている。魂は多分鳳来あたりにいる。
S藤みたいなナイスセッションができる好敵手がいてくれればもうちょい気持ちも入るんだが・・・S藤カムバーーック。

 

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帰りは久しぶりのみむらでハンバーグパスタ大盛り流し込んで帰阪

20181116-17阿智村キャンプ「さいですか。もう三年も経ちますか」

11/16(金)-17(土)
長野県阿智村の銀河もみじキャンプ場で同期とゆるキャン△
なんでも星が日本一見えるキャンプ場らしい(後で知った)

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看板犬の媚びないけど触らせてはくれる感じ。内心は人間めんどくセーとか思ってそう。構わず撫でるけど。


久しぶりに会う同期。最近同期内ではキャンプが流行っているらしい。美味しい料理がテキパキと出来ていく。
ライミング漬けな一年を過ごした僕との差がすごい。寝るときなんてテントを張るのすらめんどくさくて野宿がデフォルトになりつつあるというのに・・・
薪運びと火の管理だけ申し訳程度にしておく。

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話す内容も、入社当時とは変わった気がする。あの頃はあけすけに仕事の愚痴を言い合ったりおバカな話をしたりしたけど、この日はシリアスな話が多かった。


結婚のことや、仕事との向き合い方。転職の話なんかも。いわゆるワークライフバランスってやつだ。最近よく聞くワード。


よく考えてみたら、僕らは入社してもう三年が経とうとしている。
よく聞く「転職は三年働いてから」ってやつ。今の仕事に不満があるとかそういうのは置いておいて、実際働き始めて三年目というのは、仕事も要領を得てきて、自分がこの仕事を今後続けていけるかどうかを俯瞰で考えられる時期だとは思う。
今後の身の振り方、生きていき方・・・


最近、「内面的価値の実現を追求することの重要性」という言葉が僕の頭の中を埋め尽くしている。
僕にとっての内面的価値というのは、間違いなくサラリーマンをしていて得られるものではない。
内面的価値と社会的価値が二項対立してしまう人間が少なからずいる。多分それが僕だ。


内面的価値と社会的価値のアウフヘーベン・・・頭がおかしくなりそうだ。

 


深夜の3時過ぎ。叩き起こされて外に出たら満点の星空が迎えてくれた。

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次の日は美味しい朝食(ホットサンドうまし)を食べて温泉に入って昼ごはんを食べて解散。
僕の乗る高速バスが来るまで4時間ほどある。

ボーッと過ごすのは好きなので、余裕をこいていたら日暮れとともに我慢できない寒さに。

バスが来た時は心底ホッとした。暖かいバス内で自分の体温が少しずつ上がっていくのを感じていた。

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20181109-11鳳来「いろんなおたけび」

11/9(金)
仕事終わりにT中さんとラメンメ食べてからM本さんAゆみさんと合流して鳳来へ。Aゆみさんは久しぶりの参戦。


僕は先週目標を達成して一抜けしているので余裕の参加。何登ろう。
M本さんT中さんからは若干の負のオーラが漂い始めている気が・・・


伊賀の里で風呂入っていつものとこで12時過ぎに就寝。
まだハンモックで寝れる。というか鳳来シーズン終わるまでハンモックで寝続けてやるという特に理由のない意地。

 


11/10(土)
5:30起床。寝た気がしない。諸々いつもの流れを経て6時過ぎに駐車場。


7:30鬼岩着。眠い。「カミナリ」5.11aでアップ。初触りだったがなんとかフラッシュ。危なかった。前腕がパンパン通り越して痛い。アップの意味あるのだろうか。


今日は猫尺とクラショーと迷ってクラショーを触ることに。猫尺は来シーズンじっくり触ろう。そんなルートな気がする。


「That’sクライミングショー」5.12c
3つ星の鳳来を代表するルートの一つ。と同時にハイカラ岩入門のどっかぶりルート。


1トライ目。核心は上だと聞いていたが3ピン目あたりで早速テンション。え、わからん。
ホールドは悪くないのにかぶりすぎてデッドになる。なんかムーブあるの?と泣きべそかきながら登っていたら、体があったまってきたのか普通にムーブが出るようになった。あーびびった。


そのあとは上部の核心までガバガバで、雰囲気だけで登れる。けど強烈なかぶりでパンプする。
そして核心むずい。ニーバー解除からのおつまみピンチ取りまではよくて、左側の腰位置デカ穴取りが止まらない。ムキー。
びびってたリップ取りは意外とサクッと取れて安心。結局デカ穴が止められず、テン山クライミングのうえ完バラできずに降りてきた。
けど核心のムーブはできたら楽しいだろうなー。


この日はもう1便出したけど核心を捉えることはできず敗退。


M本さんのやくたあもにゃはワンテンに。
T中さんも、もういつ登ってもおかしくないところまで来ている。


Aゆみさんは久しぶりのリード。入門で肩慣らしをしていた。


この日はとうえい温泉でカツ丼を食べた。ボリュームあって味もよし。
最近ハマっているスリーミーは金欠のため我慢。


20:30就寝。


11/11(日)


5:30起床。コンビニって6:10頃駐車場。20:00前岩場着。


今日は三便出した。左穴取りも確率は低いが何回か止まった。ブランクセクションがなくなっただけでも嬉しい。


M本さんは終了点まであと2手でフォール。登ったかと思った。14cはやはり甘くない。

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T中さんのアラバスターは痛恨?悔恨?のミスで完登を逃す。14abも甘くない。f:id:moridley:20181203132827j:image


この日、メインウォールで事故があった。詳細は伏せるが、自分も普段のクライミングへの姿勢、リスクマネジメントへの意識等々、今一度考えさせられる一件だった。
エクストリーム下山で鳳来クライマーの団結力が強まった気がする。ただ次の日の全身筋肉痛にだけは参った。


帰阪。

 

 

20181107大台ケ原「トゲトゲの草とエゴエゴのクライマー」

11/7(水)
T中さんに誘っていただき、有給をとって奈良の奥地、大台ケ原へ。目的は全9ピッチのマルチピッチルート「1995サマーコレクション」5.10Cを登るためである。
もり家近くまで迎えに来てもらい、5:45に出発。8:00に大台ケ原ビジターセンター着。


大台ケ原西大台は利用調整地区に指定されており、自然環境を保つために、1日の入山者数に制限がかけられている。
そのため、入山には事前に申請と入山手数料の支払いが必要で、所定の手続きを済ませた後に送られてくる入山証を持ってビジターセンターで講習を受けて初めて、入山が可能になる。


8:30からの講習を受けるため受付に行くと、クライマーなら早く登りたいでしょうということで、早めに講習を受けさせてもらえた。
10分ほどの講習。内容はハイクルートの利用方法や大台ケ原の植生がいかに稀有なものであるかということの説明。


基本的にハイクルート以外の立ち入りは禁止されており、クライマーは大目に見ているといった感じの説明だった。
ハイクルート以外に足を踏み入れるということは、貴重な植生を少なからず荒らすことになる。それでも登るだけの価値のあるルートなのだろうか?
これは、完全にクライマーのエゴだ。登ってみたら答えは出るのだろうか。


ちなみに、ルート名の通り、サマコレが開かれたのは1995年。西大台が利用調整地区になったのは2007年と聞いているので、ルート自体はそれよりずっと前からあったことになる。
だからどうというわけでもないが。


9:00前に駐車場を出発。
しばらくハイクルートを下りていき、目印の看板からルートを外れてトラバースして行く。
小ルンゼを過ぎ、二つ目のルンゼを下りて行く。ガレガレで踏み跡も全くない。慎重に下るがかなり疲れる。トゲトゲの草が行く手を阻む。痛い。叫ぶ。こいつ嫌い。


30分ほど下り、沢筋が見えたあたりで右にトラバース。
岩壁伝いに歩いて行くとサマーコレクションに辿り着いた。立派な岩壁だ。


着いたのが10:00ちょいすぎ。思ったより時間がかかってしまった上に久々の藪漕ぎでかなり疲れた。


少し休憩を挟んでいざ登攀開始。
結果から先に言うと、チームオンサイト達成。なのでムーブ云々は置いておいて、ピッチごとの内容を大雑把に書こうと思う。


1ピッチ目はロープなしでグイグイ登る。
やがて見つけたボルトに有名なプレートを発見。気合が入る。

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ちなみにサマコレはオールボルトプロテクションである。


2ピッチ目はT中さんリードで、以降つるべで行くことにする。こうすると核心ピッチはT中さんに突っ込んでもらえるので僕としては大変ありがたい。
隠れ核心と言われる2ピッチ目、悪い手と乗り込み。あーこういうクライミング久しぶりだー。怖い怖い楽しい怖い。

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3ピッチ目。もりリード。最初の左トラバースが手が見つからず緊張。そのあとは気持ちのいいガバクラ。


4・5ピッチ目。ここは繋げて。T中さんリード。4ピッチ目が核心らしい。ムーブが面白いのか田中さんは核心と思われるところで楽しい!と叫んでいる。
続いてぼく。出だしわるっ。ここ核心じゃないよな?ヌンチャク掴みたくなるわ。と思いながら核心部まで。なるほど、T中さんのトライを見てホールドの見当をつけて行ったから比較的楽に登れたが、手の順序を間違えると一気にしんどくなる。面白い。
けど2ピッチ目の方が悪いかな。


6ピッチ目。もりリード。ここからは5.6-9のゆるいピッチが最後まで続く。
ブッシュ帯のテラスから気持ちの悪い左トラバース。途中またしてもトゲトゲの草に阻まれて叫びながら登る。冗談抜きで落ちるかと思った。こいつも貴重な植物なんだろうか。憎い。


7ピッチ目。写真を撮りたかったのでリードを代わってもらう。高度感抜群のガバガバハンドトラバース。気持ちい~。ここだけ日本の岩場じゃないみたい。

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8ピッチ目。T中さんリード。高度感と相まってグレード以上にすごいクライミングをしている気分になる。楽しい。

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が、ライン取りが若干不自然で、面白くなる方へ無理矢理にラインを取っている気がする。


9ピッチ目。最終ピッチ。もりリード。ここもライン取りが・・・。高度感を感じやすい右カンテに無理矢理露出する感じ。開拓クライマーのエゴを感じてしまう。


そしてトップアウト。
16:15。合計5時間45分の登攀。思ったより時間がかかってしまった。ルートファインディングで所々迷ったのがよくなかったのと、二人ともがっつり立ち込みクライミングが久しぶりで、つま先パワーが早々に尽きて、ピッチ間の休憩を取りすぎたのが大きな原因か。


鳳来通いで自力が上がったと思い込んでいたが、どっかぶりはよくてもクラシックはつま先のパワーが不可欠だ。クライミングって難しい。


とりあえずチームオンサイト達成で嬉しい。グレード以上に、5ピッチ以上のマルチは初めてだったので、達成感は一入だ。


薄暗くなってきた山中を、GPSを頼りに尾根伝いに歩いて行く。やがてハイクルートに出て駐車場着。もうクタクタ。


ビジターセンターでは、予定より帰りが遅くなってしまった僕らを管理人の方々が心配して待ってくれていた。
笑顔でお疲れ様でしたと言っていただいて、申し訳ないやら嬉しいやら。


お互い疲れ切っていたので寄り道せずに帰路についた。


自然保護区域に入ってにまで登る価値があるルートなのか、という話だが、登りながらあれこれ考えていたが結局登り切ってみても答えは出なかった。
けれど、また登りたいしもっと色んな人に登ってもらいたい、そう思えるルートだった。

20181102-04 鳳来 「ジェットシューター」

11/2(金)

またしても退勤後にT中さんに拾っていただき、T中さん・M本さん・もりの三人で鳳来に出発。

 

出発が遅かったので、いつもの場所には1時過ぎに到着。就寝。

 

 

 

11/3(土)

5:30起床。コンビニ寄って6:20駐車場。いつもより少し人は少ない?昼から天気が若干崩れるからその影響だろうか。

 

アプローチで二人から遅れる。先週の風邪でごっそり削られた体力がもどっていない。

おかげで体重は1㎏減ったので、登りが軽くなってくれないかとか考えているが、どうやらこの感じだとそれも難しそうだ。

 

今回は最初からジェットシューターでヌンかけアップ。岩の状態はグッド。思いの外体も動くし、核心も一発で止まった。これはいけるかもしれない。

雨がパラパラ降り始めて心配になったがすぐに止んだ。

 

M本さんの「やくたあもにゃあ」5.14Cは急激に進んでいた。実は先週一人できて登り込んだらしい。このルートにかける気持ちは並々ならぬものだ。

 

T中さんの「アラバスター」5.14Aは核心のえげつない左手飛ばしのデッド以外は全ムーブスムースに繋がってきた。

バラシではほぼ確実に核心を止められるようになっているし、こちらも完登が見えてきた。

 

次の日は天気が悪そうなので、みんな全開の本気トライ。

 

M本さんのやくたあもにゃあの2.3便目はどちらも終了点前落ち。あと1手の本当に惜しいトライ。

T中さんのアラバスターもムーブの自動化が進んできた。

森は全トライ1テン。核心の5手ほどのムーブが、どうしても繋げられない。

 

夕方に天気予報をチェック。少しだけど明日の天気が回復している!

ということで明日に望みを託して残置下山。

 

夜はとうえい温泉からの久しぶりの山正。ひれかつ丼。美味しいけどやっぱり次は唐揚げ定食を食べよう。

 

9時前にいつもの場所で就寝。

 

11/4(日)

7時起床。

1時頃から降り続いていた雨が、起床とともに止み始めていた。

 

今日はJFA主催の鳳来清掃活動に参加するので、いつもよりたっぷり寝れた。

 

いつもの駐車場に車を停め、集合場所の小滝駐車場に8:30着。30人ほどいただろうか?

いつも鬼岩で見かける方達もたくさん。N沢さんは自転車で颯爽と登場してた。

 

ゴミ袋をもらい、あとは各自エリアまでのアプローチに落ちているゴミを拾う。

日頃、クライマーがマナー良く利用しているためだろう、ゴミはほとんどなかった。

けれど、過去に長く登攀自粛期間のあったエリアだし、こういう活動はとても重要。本当は自発的に有志のクライマーで定期開催したりすればいいのだろうけど・・・。

主催してくださるJFAの方々には感謝し通しである。

 

10時過ぎにエリア到着。

 

本日のジェット1便目。

アップトライと言わず落とすつもりで登る。が、核心入り口でテンション。

しかし、ここでムーブを閃く。3ピン目のクリップをいつもより高いところで、ヒールを使いながら腰クリップする。できた。

核心前のクリップなのに、フラキングしてかなり下からクリップするのがどうしてもしんどかったのだ。

そしてそのあと、使いたいけど使えていなかった左の遠くにあるガバアンダー。ヒールをかけた状態なら届く!

このアンダーを使うことで核心最初の2手の強度をだいぶ抑えられる。

 

RP目前でムーブを変えるのもどうかと思ったが、むしろこのムーブこそが完登に必要な最後のファクターのような気がした。

次のトライで・・・そう思いながら降りた。

 

M本さんのやくたあもにゃあは岩の状態が昨日よりずっと悪いらしく、高度が落ちていた。

 

2:00前、ジェット2便目。

落とす!つもりでたっぷり深呼吸してスタート。

例のムーブを変えたパート。見事に成功。4ピン目をニーバークリップした段階で、いつもより余裕を感じる。いけるぞ。

なるい左手サイドホールドをとり、右足ヒールで上部の耳のようなサイドカチを取る。そして左手をアンダーに寄せる。この寄せでいつも足が切れるのに今日は残ってる!

 

気づいたら、核心を超えて残るは5.10Dくらいのパート。さすがに息も切れ切れでパンプもしてるし「ヤバい」と口に出してしまうほどだったけど(T中さんに「やばくない!」と叱咤された)気合で登りきった。

 

あー嬉しい。

強傾斜のこのルートを登るために、体幹トレとか色々した。思い出してみたら、午前中に思いついた左足ヒールで左アンダー飛ばしムーブは、初めて触った五ヶ月前にはやろうとしてできなかったムーブだ。

ジェットシューターのおかげで強くなれた。ありがとうジェット。

 

そういえば5.12Cはグレード更新だ。

 

T中さんのアラバスターはとうとう核心のデッドが止まり、このままRPか!?と思ったが、しょーもないミスでテンション。

しょーもなさすぎてここには書けないけど(Zクリップしてた)来週にはきっと登れるでしょう!

 

二人より先に登ってしまってブーブー言われながら下山。

来週もお供させていただきますよ先輩。

何触ろっかなー。