20181102-04 鳳来 「ジェットシューター」
11/2(金)
またしても退勤後にT中さんに拾っていただき、T中さん・M本さん・もりの三人で鳳来に出発。
出発が遅かったので、いつもの場所には1時過ぎに到着。就寝。
11/3(土)
5:30起床。コンビニ寄って6:20駐車場。いつもより少し人は少ない?昼から天気が若干崩れるからその影響だろうか。
アプローチで二人から遅れる。先週の風邪でごっそり削られた体力がもどっていない。
おかげで体重は1㎏減ったので、登りが軽くなってくれないかとか考えているが、どうやらこの感じだとそれも難しそうだ。
今回は最初からジェットシューターでヌンかけアップ。岩の状態はグッド。思いの外体も動くし、核心も一発で止まった。これはいけるかもしれない。
雨がパラパラ降り始めて心配になったがすぐに止んだ。
M本さんの「やくたあもにゃあ」5.14Cは急激に進んでいた。実は先週一人できて登り込んだらしい。このルートにかける気持ちは並々ならぬものだ。
T中さんの「アラバスター」5.14Aは核心のえげつない左手飛ばしのデッド以外は全ムーブスムースに繋がってきた。
バラシではほぼ確実に核心を止められるようになっているし、こちらも完登が見えてきた。
次の日は天気が悪そうなので、みんな全開の本気トライ。
M本さんのやくたあもにゃあの2.3便目はどちらも終了点前落ち。あと1手の本当に惜しいトライ。
T中さんのアラバスターもムーブの自動化が進んできた。
森は全トライ1テン。核心の5手ほどのムーブが、どうしても繋げられない。
夕方に天気予報をチェック。少しだけど明日の天気が回復している!
ということで明日に望みを託して残置下山。
夜はとうえい温泉からの久しぶりの山正。ひれかつ丼。美味しいけどやっぱり次は唐揚げ定食を食べよう。
9時前にいつもの場所で就寝。
11/4(日)
7時起床。
1時頃から降り続いていた雨が、起床とともに止み始めていた。
今日はJFA主催の鳳来清掃活動に参加するので、いつもよりたっぷり寝れた。
いつもの駐車場に車を停め、集合場所の小滝駐車場に8:30着。30人ほどいただろうか?
いつも鬼岩で見かける方達もたくさん。N沢さんは自転車で颯爽と登場してた。
ゴミ袋をもらい、あとは各自エリアまでのアプローチに落ちているゴミを拾う。
日頃、クライマーがマナー良く利用しているためだろう、ゴミはほとんどなかった。
けれど、過去に長く登攀自粛期間のあったエリアだし、こういう活動はとても重要。本当は自発的に有志のクライマーで定期開催したりすればいいのだろうけど・・・。
主催してくださるJFAの方々には感謝し通しである。
10時過ぎにエリア到着。
本日のジェット1便目。
アップトライと言わず落とすつもりで登る。が、核心入り口でテンション。
しかし、ここでムーブを閃く。3ピン目のクリップをいつもより高いところで、ヒールを使いながら腰クリップする。できた。
核心前のクリップなのに、フラキングしてかなり下からクリップするのがどうしてもしんどかったのだ。
そしてそのあと、使いたいけど使えていなかった左の遠くにあるガバアンダー。ヒールをかけた状態なら届く!
このアンダーを使うことで核心最初の2手の強度をだいぶ抑えられる。
RP目前でムーブを変えるのもどうかと思ったが、むしろこのムーブこそが完登に必要な最後のファクターのような気がした。
次のトライで・・・そう思いながら降りた。
M本さんのやくたあもにゃあは岩の状態が昨日よりずっと悪いらしく、高度が落ちていた。
2:00前、ジェット2便目。
落とす!つもりでたっぷり深呼吸してスタート。
例のムーブを変えたパート。見事に成功。4ピン目をニーバークリップした段階で、いつもより余裕を感じる。いけるぞ。
なるい左手サイドホールドをとり、右足ヒールで上部の耳のようなサイドカチを取る。そして左手をアンダーに寄せる。この寄せでいつも足が切れるのに今日は残ってる!
気づいたら、核心を超えて残るは5.10Dくらいのパート。さすがに息も切れ切れでパンプもしてるし「ヤバい」と口に出してしまうほどだったけど(T中さんに「やばくない!」と叱咤された)気合で登りきった。
あー嬉しい。
強傾斜のこのルートを登るために、体幹トレとか色々した。思い出してみたら、午前中に思いついた左足ヒールで左アンダー飛ばしムーブは、初めて触った五ヶ月前にはやろうとしてできなかったムーブだ。
ジェットシューターのおかげで強くなれた。ありがとうジェット。
そういえば5.12Cはグレード更新だ。
T中さんのアラバスターはとうとう核心のデッドが止まり、このままRPか!?と思ったが、しょーもないミスでテンション。
しょーもなさすぎてここには書けないけど(Zクリップしてた)来週にはきっと登れるでしょう!
二人より先に登ってしまってブーブー言われながら下山。
来週もお供させていただきますよ先輩。
何触ろっかなー。